今回はNPO法人あおぞらさんをご紹介させていただきます!

NPO法人あおぞらの副理事長兼事務局長の 近藤翼(こんどう つばさ)さん・

理事の寺村日蕗香(てらむら ひろか)さんにお話を伺いました。

その中から一部を質問形式で抜粋いたしましたので、是非最後までご覧ください!!

【NPO法人あおぞらとは】

NPO法人あおぞらは、

映画「僕たちは世界を変えることができない。 But we wanna built a school in Cambodia.」

の原作の著者である葉田甲太氏を中心として2017年7月に設立された。

『全ての命が大切にされ、その人らしく生きることができる社会』を目指して

とどける」「ささえる」「つたえる」』をビジョンに、

そして『命をすくい、涙をとめ、笑顔をつくる』ことをミッションに掲げ

さまざまな支援活動を行なっている。

現在はカンボジア、ラオス、タンザニアでの医療支援を行っており、

着実に事業を進めている。

また国内では全国各地で講演会・ワークショップを開催し

発展途上国の現状についての生の声を届けている。

対談相手:近藤翼/ Tsubasa Kondo

大学時代から知り合いだった葉田氏の真っ直ぐな想いに惹かれ、

 NPO法人あおぞらの設立に携わる。 現在も事務局長として活躍。

寺村日蕗香/ Hiroka Teramura

新卒でリクルートグループに入社したのち、医師を志して再受験し、

合格は果たせなかったものの、その後NPO法人あおそぞらの存在を知り、

理事長の葉田氏に惹かれ、 2019年11月から様々なプロジェクトに参画している。 

Q:「あおぞらさんの設立の際はどういった経緯があったんですか?

A:代表の葉田がずっと継続してカンボジアの支援していた中で、

生後22日で赤ちゃんを亡くしたお母さんと出会ったというのが団体設立のきっかけです。

そのお母さんが泣きながら色々と語ってくれたとき、

葉田は「どうやったらこういう不幸なことを少しでも減らせるのだろう」と考えました。

そこから様々な団体に連絡を取る中で国際NGOワールド・ビジョンさんに出会いました。

そしてワールド・ビジョンさんと話を進めていくうちに、

共同事業としてカンボジアでのサンブール保健センター建設支援事業を開始しました。

これが団体設立のきっかけとなりました。

また、私たちが参画した経緯は、葉田が最初から本当に「正直なひとだな」という

印象だったので、これからもきっと正直な想いで続けていくんだろうと感じました。

その正直さに惚れて一緒に手伝いたいなと思って始めました。

Q:「団体のビジョンである『とどける・ささえる・つたえる』には

どのような想いが詰まっているんですか?」

A:『とどける』 については、

ヘルスセンターの建設、医療器材の寄贈といった医療を届けるということもそうですし、

物を届けるというだけでなく、そこに想いも届けるという意味もあります。

『ささえる 』に関しては、

医療従事者に対して新生児蘇生法の講習等を支援先のそれぞれの国でやっています。

そうするのも、現地で働く人が現地にいる人を救うことが大事なため、物の支援だけでなく、

そこで働く方を支えるということを意識しています。 

『つたえる 』に関しては 、

 こういった活動を多くの方に伝えることで世界の現状を知ってもらうともに、

自分にもなにかできるんじゃないかと思う人が少しでも増えたらいいな

と想いながらできるだけ多くの方につたえています。

Q:「医療支援をしている際に大切にしている軸はありますか?」

A:医療支援を行うにあたって現地の人は何を求めているのかということや、

現地の状況をしっかりと理解してから動くということを特に大事にしています。

あとは『Do No Harm』という言葉があると思うんですけど、

自分たちがこの行動をすることによってなにか害を与えてはいけないようにすることも、

常に念頭に置いた上で活動をするようにしています。

また、活動する中で『顔の見える支援』ということも大切にしています。

例えば全く知らない人が交通事故にあったとき、大変だったねという話になりやすいですが、それが自分の友達が目の前で交通事故に遭った場合だったら

もう是が非でも救急車呼びに行くじゃないですか。

そういう衝動みたいなものに駆られるのは、やっぱり顔の見える誰かだったからで、

そういう人のためになら人生投げ打ってでも頑張れる。

逆に言えばそういう身近に感じる人のためにしかそこまでできないからこそ、

顔の見えるような支援を意識するようになりましたね。

Q:「コロナの影響を受けて、活動をする中で変化したことはありますか?」

A:基本的に、ビジョンである『とどける・ささえる・つたえる』というところは

変わらないと思っているんですが、コロナによって現地に行けなくなったことにより、

実際に現地に何かを届けたり、直接現地に関われなくなっているところもあります。

そうなったときに、この3つをどうやって実現するかを 常に考えて現在は動いています。

「とどける」という面では、 オンラインでの打ち合わせを通してカンボジアのNPOと連携して

小学校に手洗い場を建設するプロジェクトを進めています。

「ささえる」という面では、本来であれば現地に赴いて医療従事者への講習をしていたところを、オンラインでもできるように今準備をしています。

 「つたえる」という面では、現地のことを現地からヒアリングをしてそれを伝えたり、

日本で今何をしているかを伝えるなど工夫をしながら実践しています。

Q:「反対に、現地ではどのような対応をしているのか

教えていただきたいです!」

A:コロナが収まるまでは、しばらく今まで行ってきたような

オンラインで手洗い場を現地に支援するというかたちに軌道修正する予定です。

ただ、そうはいっても単純に何かを作って支援していくだけではなくて

現地でもオンライン教育に絡ませながら支援できるといいなと今考えています。

現在の私たちはプロジェクトを作る流れにおいて、

団体の全員で携わって、全員で完結する形だけではなく、プロジェクトごとに

     適した人に参画していただき、それぞれの得意分野を生かしながら、

そこにどんな支援ができるかを作っていくということもしています。

なので今の状況でも小学校への手洗い場建設のプロジェクトは着々と

進めているという状況ではありますが、それ以外にもオンライン教育であったり、

それぞれの得意分野での支援も同時にできるのではないかなと考えています。

Q:「あおぞらさんの活動のスピード感はどうやって生まれているんですか?」

A:葉田が先頭に立って突き進んでいますね。

団体内では葉田のことを「春には春の嵐、秋なれば台風のように」

と形容することもあります。

 Facebookメッセンジャーが気が付くと300件くらい

日中に溜まっていたりするほどのやりとりです。

連絡からアウトプットするまでに1時間後だとちょっと遅いみたいな感じです。

プロジェクトが走っている時とかはいろんな人が質問したり、

やりとりし合ってそれをまとめるために資料をつくったり、実行したり。

特に納期はかなりタイトですね。

そのスピード感だからこそ、日々の密度がかなり濃いです。

Q:「とても内容の濃いインタビュー有難うございました!

最後に、あおぞらさんは今後はどのような展望がありますか?」

A:活動がすごいスピード感で進んでいるので、

どんどん新しいプロジェクトが生まれてきています。

カンボジアについては先ほど述べたように、

コロナが落ち着くまではしばらくオンラインでの

手洗い場の建設支援をしていこうと話しています。

また、支援しているサンブール保健センターに対しての継続支援も行っていく予定です。

ラオスとタンザニアにも事業地があるんですが、

ラオスに関しては遠隔での成人および新生児を対象とする医療者向けの講習を

オンラインでもできるように、デバイスを新しく開発することも含めて、

実施に向けて動いています。

タンザニアに関しては、現地の政治の関係もあり、

こちらの一存では進められないので様子を見ています。

それに加えて、中東に向けて何か支援ができないかと動きだしています。

【編集後記】

「とどける」「ささえる」「つたえる」という軸の裏側にある

真っ直ぐな想いや、それを創り上げていくスピード感。

設立4年とは考えられないほど数多くの実績を残している

根本的な理由が伝わってくるようなインタビューでした。

近藤さん、寺村さん、インタビューのご協力誠にありがとうございました!

特定非営利活動法人あおぞら

2017年7月設立

理事長:葉田 甲太/ Kota Hada

【活動概要】

・カンボジア

サンブール保健センター新築&継続支援

GRAPHIS小中学校継続支援

・タンザニア

クウェディボマ保健センター建設&継続支援

新生児蘇生法講習

・ラオス

パークグム郡病院等での新生児蘇生法講習や

新生児急変対応トレーニング

シミュレーション基盤型トレーニングを軸とした

医療スタッフへの継続支援

・日本

講演会、ワークショップ

20万枚のマスクを「あの人に」届けるプロジェクトなどHP:https://npoaozora.org/index.html

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